火災報知設備・警報設備・住宅用防災警報器Fire Alarm Systems
自動火災報知設備は、火災により発生する熱、煙、炎などを感知する感知器、感知器からの信号を受信し火災発生場所を表示し、関係者に知らせるための受信機や警報設備から構成されています。 日本の自動火災報知設備は、メンテナンス性に優れ、非火災報が少ないことが特徴です。従来のシンプルな設計の自動火災報知設備の他、設置される環境や、より高層、複雑化する建築物等あらゆるニーズに対応するためのアイデアが豊富です。また、安全性とデザイン性の両立で、内装との調和も配慮されています。
(一社)日本火災報知機工業会 HP
耐圧防爆型 煙感知器
- 耐圧防爆型の煙感知器。国家検定合格品
- 危険物施設でも早期に火災を感知可能
- 水素防爆対応品もラインナップ
光電式煙感知器のセンサー部を、煙を取込むチャンバーから物理的に隔離する事により煙感知器としては世界初となる耐圧防爆構造を実現
販売会社 | 日本フェンオール株式会社 |
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ホームページ | http://www.fenwal.co.jp/products/sensor1 |
湯気と火災を識別できる2波長式煙感知器
- 湯気と煙を識別して作動。ホテルの客室などの非火災報を低減
- 全周が光るリング式型LED表示灯
- 汚れによる感度変化を自動補正、長期間正常な感度を維持
2 つの光源を使用することで、感知器内部に入る粒子の大きさを判断し、 火災と湯気の識別を可能(国際特許取得済)
(英国 Fire Industry Award にて Product Innovation Awards を受賞)
販売会社 | ニッタン株式会社 |
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ホームページ | https://www.nittan.com/index.html |
地図式受信機
- 警戒区域一覧図が不要
- 火災発生場所からの避難経路が一目で把握可能
- 防災に関する様々な情報を表示
フィルムカラープリント LED 方式の地図表示装置
火災発報箇所や防排煙の作動を LED の点灯や点滅により、管理する建物の平面図上に見やすく分かりやすく表示
販売会社 | 日本ドライケミカル株式会社 |
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ホームページ | http://www.ndc-group.co.jp/products/fire_information/index.html |
地図による防災表示装置
- 自動火災報知設備の受信機と組み合わせて火災現場を自動的に表示
- 自動火災報知設備の受信機との組み合わせで㈶日本消防設備安全センターの認証を取得
- 防火戸やシャッターを地図表示し制御が可能
防火専用の表示装置として平面地図による分かりやすい地図表示により、複雑化する大規模な建物の火災延焼情報のモニターが可能火災状況表示により、管理者や消防隊の活動を支援することが可能
販売会社 | ホーチキ株式会社 |
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ホームページ | https://www.hochiki.co.jp/business/kahou/jushin_sys/hds/ |
フラットデザイン リング型表示灯付発信機
- 海外では見られない位置表示灯を発信機の周囲に配置
- フラットな形状を実現しつつ、斜めからの見やすさを確保
- 夜間における押ボタンの見やすさが向上
壁面とフラットな形状により破損の恐れが少ない安全設計を実現。緊急時でも発信機を見つけやすく、押しボタンが見やすいデザインを実現
販売会社 | 能美防災株式会社 |
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ホームページ | https://www.nohmi.co.jp/ |
住宅用防災警報器(火災(熱・煙)・ガス・CO)
住宅用防災警報器は、家庭内での火災をいち早くキャッチし、音や音声による警報で火災を知らせるため、感知部と警
報部が一体になっています。家庭用電源のほか、配線不要の電池式もあり、取り付けも簡単で、電池切れや故障を自ら知らせる機能を有するものもあります。
連動タイプなら、火災発生場所に設置されたものだけでなく、ほかの部屋に設置されたものも警報を発するので、より効果を発揮します。
- 音声とランプで警報。わかりやすくお知らせ
- 火災は熱検知と煙検知の2種類
- 火災、ガス、CO を検知
台所に最適。1台で火災の他、ガス漏れ、不完全燃焼による一酸化炭素を検知する住宅用防災警報器。AC電源式と電池式をラインナップ。国家検定合格品。一般財団法人日本ガス機器検査協会検査合格品。
販売会社 | 新コスモス電機株式会社 |
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ホームページ | https://www.new-cosmos.co.jp/ |
無線式自動火災報知設備
無線式感知器を採用し、配管・配線の必要がないので、既存建物にも簡単に導入が可能。
火災や障害が発生すると、無線式感知器から警報信号を受信用中継器・電波中継器へ無線送信。
<特徴>
- 感知器配線不要
- リニューアルに最適
- レイアウト変更に容易に対応
- 建物の美観を損ねません
販売会社 | ホーチキ株式会社 |
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ホームページ | https://www.hochiki.co.jp/business/kahou/jushin_sys/air-series/ |
感知器
日本規格では自動火災報知設備の誤報(非火災報)を防ぐための試験として、不作動試験が採用されている。
このことから、感知器は、どのメーカーの機種も精度の高い感知能力を備えている。
住宅用防災警報器・その1
多くの家電製品に囲まれている一般家庭では、火災等の万が一の時に住宅用防災警報器が発する警報音が単純な音のみでは、関係者に住宅用防災警報器の状態が正確に伝わらない恐れがある。
日本の住宅用防災警報器の規格は音声による警報をも想定しており、火災の発生のほか、住宅用防災警報器に生じた異常(故障や電池切れなど)をわかりやすく伝える機能を備えることもできる。
住宅用防災警報器・その2
気密性の高い住宅などでは、火災が発生した居室で鳴動する住宅用防災警報器の警報音が、他の居室で聞こえない恐れがあり、逃げ遅れなどの危険性が高くなる。
近年では、単独で警報音を鳴動させるだけでなく、関連付けられた他の居室の住宅用防災警報器を連動で鳴動させる機能を有する機種も存在する。
連動型のものには、配線不要の無線式もラインナップされており、設置が容易になっている。