日本の消防機器Japanese Fire Equipment

避難器具Fire Escape Devices

火災の際、安全に避難するためには、常日頃から火や煙の影響を受けにくい避難経路の確保が大切です。しかし、実際 の火災では避難する方向が限られることもあります。
そんな時に、確実な作動で安全に避難できるよう、日本規格の避難器具は厳しい試験をクリアすることとされています。

ORIRO垂直式救助袋(WA)

火災・災害時の避難を目的として、使用者が建物の上階層に設置されているものを、上部からのみ操作し、袋本体の内部に一定の勾配を設けた、らせん状の通路を、垂直に降下する避難器具

セフティ垂直式救助袋WA 型
販売会社 オリロー株式会社
ホームページ http://oriro.co.jp/

スリーエスハッチ(ベランダ向け避難器具用ハッチ)

  • 安全性・耐久性・美しさを追求したオールステンレス製
  • (一社)全国避難設備工業会認定品
  • 国家検定合格品のハッチ用金属製避難はしごを組み込み

簡単操作で速やかな上下同時開閉式。チャイルドロック機能付きの安心設計。徹底した品質管理のもとで製造

スリーエスハッチ(ベランダ向け避難器具用ハッチ)
販売会社 株式会社セフ
ホームページ https://www.nipponkinzoku.co.jp/sef/

ORIRO緩降機

緩降機・・・降下速度を一定の範囲に調整されたもので、使用者が他人の力を借りずに自重により自動的に連続交互に降下する器具

ORIRO緩降機
販売会社 オリロー株式会社
ホームページ http://oriro.co.jp/

避難器具

避難はしごや緩降機に代表される避難器具は、法律により、その設置場所(建築物の用途や構造)に応じて、設置できる種類が細かく規定されている。加えて点検制度の整備などにより、管理が適切に行われることも要求される。
避難器具は、万が一の際に使用されるものであり、その使用は一度きりであることが多い。
しかし、日本の規格では、機器そのものの強度や耐食性のほか、点検時にはその作動が確認されることも考慮して、繰り返しの使用にも変形や破損が生じてはならないとされている。